Vol.59

「まだまだ寒い家が建てられていくかも!?」

2019.1.10

みなさま、こんにちは!
2020年の住宅や建築物への断熱義務化は見送りになるそうです。

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00119/00026/

 

2018年12月3日に国土交通省が開催した、

社会資本整備審議会建築分科会建築部会で提出された

「今後の住宅・建築物の省エネルギー政策のあり方について(第2次報告)」によると、

『省エネ基準への適合義務の追加対象を住宅以外にする』
という方針が示されました。

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00154/00341/

 

 

 

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これまで2000㎡以上の大規模建築物(住宅以外)では

省エネ基準の適合義務があったのですが、それを住宅まで

広げようというのが、2020年省エネ基準の方針でした。

これが、やっぱり住宅は含めない!

つまり、今後も断熱しなくても(ついこの前まで国が推奨してた基準で)

問題ないよ!ってことになったわけです。

 

理由としては、現在の省エネ基準の適合率が、

小規模の住宅の場合60%程度と低い水準にあることらしいです。

この理由がよくわからないんですが・・・

低いので、底上げするってのが普通じゃない!?

なにか業界団体からの圧力があったのかもしれませんね。

国土交通省としては、きっとCO2 の排出量が減れば良いだけなんですネ。

 

 

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さらには新建ハウジングにこんな記事も!

国土交通省は12月3日に開かれた有識者会議で

住宅・建築物に対する省エネルギー規制に関する

今後の施策の方針案を示した。

戸建て住宅など小規模住宅・小規模建築物については、

設計時に建築士が省エネ基準への適合可否を説明することを義務付ける。
https://www.s-housing.jp/archives/151542

 

住宅や小規模の建築物の場合、設計者である建築士が

建築主に、『省エネ基準への適合の可否を説明する』

ことを義務づけるようになるみたいです。

 

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これって、自分のところの建物が省エネ基準に達してない場合、

説明する建築士(設計の人?)は嫌だろうなと思います。

もしくは開き直って『省エネ基準なんて適合してても、体感ではわからないですよ!』ってことで、納得させるのかも!?

 

まだよく分かっていないのですが、この場合、

説明すべきなのは『建築主』なので、

建売住宅の場合の購入者には説明されない!?

ってことになるかもしれません。

建売の建築主って不動産屋さんなので、

購入者じゃないからです。

 

いまのところの結論としては・・・

コストがすべて、性能なんて関係ないって思ってる会社さ〜ん!

基準の義務化はしないから、ちゃんとお家の受注(設計)するときには、

省エネ適合の話だけしましょうね。

っていうぬるーいお話。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

今の日本の家って、そのほとんどが断熱されていない!
日本では、住宅の省エネルギー性能についての基準が、
法律(※)によって定められています。

 

※エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)
その基準は、1979年に法律が作られてから何度か改正があって、
改正のたびに厳しくなり、新築住宅の省エネルギー性能は上がってきました。
省エネルギー建材、住宅の省エネルギーリフォームについて
経済産業省の資源エネルギー庁がまとめた資料によると
ちょっと前の平成24年の調査なのですが、
『既築住宅のうち、なんと!無断熱住宅が約4割も!』

 

 

無題
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/2016shoueneseisaku/pdf/008.pdf

 

断熱で一つ知っておいていただきたいのが、

断熱性が良い家だと『健康で快適になる』ということ!

 

 

兼好法師が700年ほど前に記した「徒然草」の中に

「住まいは夏を旨とすべし」とあって、日本では、

昔から高温多湿の夏にしのぎやすいことが優先される風潮があります。

冬は冬で、コタツやいろりのように、部分的に暖を取るのが普通でした。

 

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欧米の建物全体を暖めるセントラルヒーティングの考え方とはまったく対照的。

こたつは足は温かいけれど、上半身は外の寒いところに出てるし、

いろりは火に当たる正面は暖かいけれど、当たらない背中は寒い。

 

これが、健康に悪影響を与える原因だったんです。

暖かいと血管が開いて血圧が下がりますが、

冷たいと血管が収縮して血圧が上がります。

だから、部分的な暖の取り方は、体に低血圧と高血圧を併存させるようなもの。

さらに、家の中自体に寒暖差が大きいと、血管が伸縮を繰り返すことになって、

脳梗塞や心筋梗塞などの循環器系疾患、

つまりヒートショックの危険が高くなるんです。

 

 

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先の「日本の住宅の約4割が無断熱状態」の資料の2枚目で、

冬になると増える循環器系や呼吸器系の疾患、

家庭内における不慮の事故などと断熱の関係が示されてます。

高断熱住宅に転居することによる健康改善効果も報告されてます。

こうした状況から、冬には少ないエネルギーで家全体を十分に暖め、

夏には冷房の効果を向上させるために、住宅での断熱は必要

って認知され始めたところだったのに・・・

 

平成28年省エネ基準は、

2019年を前にあっけない結末を迎えたようです。

断熱義務化は見送りになりましたが、

これから家を建てるなら(平成28年基準はあたりまえ)

ZEH基準レベルを満たす外皮性能を目指すべきです!

 

というわけで、今後も注文住宅を建てるときの依頼先選びには
慎重になっていただきたいです。

知識のない方、なんとなく最近の家は暖かいし地震にも強いでしょ、

って思っている方が、夏暑く、冬寒い家に住まざるを得ない

状況が続くみたいです。

 

 

これから家を建てる方は、最低限の知識は身につけましょうネ。

初めての住まいづくりに失敗する確率が大幅に減るはずですよ。

またお店で開催している『住まいる塾』も住まいづくりにぜひお役立てください。

 

 

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元気な子どもが育つ、家族が健康に暮らせる家づくりのヒミツがわかる

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政府は12月21日、2019年度当初予算案を閣議決定しました。
住宅関連では、消費増税対策としてエコ住宅の新築などに
ポイントがもらえる「次世代住宅ポイント制度」の創設
などが盛り込まれました。
消費税率10%への引上げ後の住宅購入等を支援する策としては、
まずは、「次世代住宅ポイント制度」。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122105988&g=soc

 

一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を有する住宅や
家事負担軽減に資する住宅の新築やリフォームを行う場合を対象に、
様々な商品等と交換可能なポイントがもらえることになりました。
新築は最大35万円相当!

 

現金でのキャッシュバックではないけど、
地域商品券等とも交換できるので、

現金をもらったみたいなお得感が見込めます。

消費税率10%が適用される住宅の取得等で、
2020年3月31日までの間に契約の締結等をした場合が対象です。

 

また、その他の支援策として、
住宅ローン減税の控除期間を3年延長
(建物購入価格の消費税2%分の範囲で減税)
するほか、
すまい給付金の拡充(対象となる所得階層を拡充、
給付額も最大50万円に引上げ)、
贈与税の非課税枠の拡充(非課税枠を最大1200万円から
最大3000万円に引上げ)も予定されています。

 

どの程度の断熱性能を確保すればポイント付与対象住宅となるのか?
はまだはっきりしてませんが、これで断熱義務化は見送られたけど
少しでも目指していた断熱性能の家になればいいなと思います。
一生に一回の家づくり、後悔のないようにしましょうネ。

 

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